代表・Photographer / Creative Director
神戸市長田区を拠点に、写真を基盤としたクリエイティブディレクションをおこなっている。
現場に身を置き、土地の空気や人の営みを手がかりに、地域の価値を読み解いていくタイプのクリエイター。
漁業・農業といった一次産業、地場産業、観光、文化、アートなど、分野の異なる人々と協働しながら、課題整理から企画、撮影、デザイン、実装までを一貫して担当。地域で働く人の視点や日々の仕事の積み重ねを、クリエイティブの中心に置くことを大切にしている。
長田の地場産業の現場をひらく「KOBE OPEN FACTORY」、
漁師・農家とともに地域の食を発信する「KOBE NOU-GYO Lab」、
地域住民・企業・行政を巻き込みながら文化の土壌を耕してきた「下町芸術祭」、
地域の小さな挑戦を支える「下町スタートアッププロジェクト」など、
地域内での関係性づくりから広報・ビジュアル制作、運営まで携わる案件が多い。
写真と企画の両軸を活かし、地域の中にある魅力を、無理のないスケールで、確かな手触りのある形へ整えていく。
派手さよりも、現場で得た理解と関係性を土台に、長く地域に根づくアウトプットへとつなげることを心がけている。